2019年3月アーカイブ


雨が降ったり雷が鳴ったりと、
季節の変わり目特有の不安定な気候が続きますね。
この時期でもまだ朝夕は気温が低かったり、
風が吹くと体感気温が下がったりで
体調管理には十分注意が必要ですね。


さて、今回の更新は茨木市内で橋梁の補修工事を
お手伝いさせてもらった現場についてです。


この現場の主要な目的は
1.床版のひび割れの補修
2.古くなって剥げてきた塗装の塗替え
3.伸縮装置の取替え
となります。

順を追って紹介していきましょう。


まずはひび割れの補修です。

築何十年の橋なので、
繰り返し車が通ったりすることで、
微細なひび割れ(=ヘアークラック)が
どうしても生じてしまいます。

ここから水が入ると、鉄筋コンクリートの中の
鉄筋が錆びたりしてしまうので、
ひび割れを塞いでしまいます。

まずは事前調査。
本当に細かい髪の毛の太さくらいの
ひびなので写真では分かりませんが、
結構ひび割れが入っていました。
現状JC-08-80.jpgこのひび割れを塞ぐためにエポキシ樹脂を注入していきます。

P2060025-90.jpg注射器のような器具を取り付けて、
ゴムバンドで圧をかけて
じわりじわりとしみ込ませていきます。


お次は、塗装の塗替えです。

塗装の塗替えにも下準備があって、
まずは錆びや汚れを落とすケレンという作業があり、
それが終わったら、
下塗り(2回)→中塗り→上塗りと塗り重ねていきます。
P2160044-90.jpgただ単に分厚く塗ればいいというものでもなく、
塗る厚さにも規格値が存在します。
都度計測して、
塗りすぎや塗らなさすぎがないかどうかを確認します。

R0020095-90.jpg
同一箇所の5点の計測値を数箇所から計測し、
標準偏差によって規格値に則っているかどうかを判断します。

発注者の確認も受けてばっちりです。
P2180022-90.jpg

お次は、伸縮装置の取り替えです。

橋というものは、
気温による収縮や上載荷重によるたわみなどを見越して、
道路側とピッタリくっつけずに、
遊間と呼ばれる隙間を少しあけて橋を架けます。
しかし隙間が空いていると
水がそこから滴ったりして不都合が多くなるので、
伸縮装置という
収縮やたわみを吸収してくれる装置を取り付けて
道路側と橋との間を塞いでしまいます。

今回の工事では「MMジョイント DS型」
というものを使用しました。

コンクリートではなく
アスファルト合材を使用する工法で、
詳しくはコチラを参照ください。

まずは設置部を斫って、前段取りを進めます。
P2240042-55.jpg
前段取りが完了すると、
現場にて混合したアスファルト合材を打設し、
転圧していきます。
くっつけた-1.jpg

段取り良く施工が進んだので、
近隣住民の皆様や通行車両に対して
ご迷惑をかける時間が短縮できました。


以下、着工前と竣工後の比較写真となります。

着工前竣工1-70.jpg
着工前竣工2-70.jpg


いかがでしょうか?
ダイナミックな工事ではないですし、
ぱっと見の変化もありませんが、
これも安全性を高めるという
土木工事の大切な役割となります。


元請さまにも満足してもらえるような
出来栄えになったと思います。


今日も一日ご安全に!

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もう3月半ばと聞くと、1年ってホントに早いなあと感じます。


さて、今年は花粉の飛散量が前年比で3倍近くと
今年から花粉症デビューされた人も多いのではないでしょうか?

かくいう私も、鼻はグズグズ、目は痒いと
花粉症の症状が出ております。

みなさんも外出時にはマスクを着用する、
帰宅時は花粉を服から払い落とす、
ヨーグルトを食べるなど、
予防と症状の緩和に努めていきましょう。


それでは今回の更新も
「市道総持寺駅前線道路改良工事」
の現場となります。
他の現場もあるのですが、
写真の見栄えが良いので続きます(^ ^)

今回の工事では大きく2つの工法を使用して
ボックスカルバートの据付を行っていくのですが、
今回の更新では、そのうちの一つ
リフトローラー工法での函体据付をご紹介したいと思います。
 
床付が終われば、リフトローラー工法で使用する機械が走るための
走路を作ってやる必要があります。

基礎コンクリートも兼ねてはいるのですが、
走路ということで鉄筋を仕込んであります。
P2090014-1.jpg

走路用コンクリートの養生と脱型が終われば、
機械の登場です。

P2130001-1.jpgなんとも表現しがたい形ですが、
手長エビみたいだなと思いました。

現道での工事なので、
クレーンだけを使用して函体を据付けようと思えば、
全面通行止めでの施工となってしまい、
現実的ではありません。

そういった施工に障害がある箇所での施工の為に
考えられた機械がリフトローラーなんだそうです。

以下写真を加えて手順を追っていきましょう。


まずは機械の前にクレーンで
ボックスカルバートを吊り降ろします。
P2140003-1.jpg
そうすると機械の特徴的な2本の腕で製品を保持し、
据付箇所まで自走していきます。
P2130011-1.jpg
P2130016-1.jpg
あとはもう据付箇所にて微調整を施せば据付完了となります。

専門業者の方に話を聞くとあちこちで採用されていて
機械の段取りが大変なほどだそうな。
P2150001-1.jpg
据付誤差も許容値内で据え終わりました。
引き込み管も接続して、埋設したら、
とりあえずこの区間は完了です。


まだまだ工事半ば。
これからも安全第一で施工を進めて行きますので
よろしくお願いします。


今日も一日ご安全に!


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