猛暑でぐったり


あの暑かった8月が終わり、9月も半ばになりました。

朝夕の気温もぐんと下がり、昼間の気温も一時のことを考えると
大変過ごしやすい気候となりました。

10月からは今年度も第3四半期に入ります。

建設業は発注時期が偏っていまして、
業界的に第3から第4四半期が最も忙しくなる季節になります。
今年度の公共工事の発注は去年一昨年よりも悪いため
これからの発注状況に期待です。

さて本日は工事の発注が少ない中で
歩道設置の仕事のお手伝いをしてきた現場について紹介したいと思います。

歩道が道路沿いに続いていたのですが、一部諸事情により途切れている箇所があり
今回の工事でそこを施工し歩道を繋げましょうという工事でした。

ちなみに着工前はこんな感じ。
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ぐるりフェンスで囲われていた場所が途切れていた場所です。

まずは歩道の新設の支障となるフェンスやコンクリート構造物を取り壊していきます。
取り壊すコンクリート擁壁が硬くてなかなか割れずに大変だったようです。

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次は構造物を造る工事です。
土を掘って型枠を組んで延長は短いですが重力式擁壁を造りました。
重力式擁壁は埋め戻される側が転んでいるので
生コンクリートを打設すると
浮力の関係で型枠が浮き上がってしまう恐れがあるので
しっかりと固めてもらいました。

またジャンカやあばたと呼ばれる施工不良が出ないように
充分に生コンクリートを締め固めるよう指導しました。

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埋め戻されて歩道が出来上がり、
見えなくなる部分の施工が終わればあとはうわものです。

今回の工事の場合は植栽帯の縁石設置と
インターロッキングブロック舗装のための路盤を造っていきます。

土埃がたたないように散水しながら施工していますが
めちゃくちゃ弊社の従業員にかかっていますね。
暑かったので丁度良かったのでしょう。
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そして最後にインターロッキングブロック舗装と
道路植栽をしてもらって完成です。

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そして最後に完成した時の写真です。

ちなみにこの記事の一番最初の画像とほぼ同じアングルから撮影しています。

見比べてもらってどのように土木工事が街並みを変えていくのかに
思いをはせてもらえればと思います。
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さてあとはお客様が竣工検査を受けていただくだけです。

工事の件数がコロナの影響か、
そもそも建設費に投じられる税金が減っているのかわかりませんが
今年度に入ってから官民を問わずに前年同月と比べると
日本全国でほとんど毎月建設工事は減少傾向にあります。

ではその少ない工事の中でどのように事業を続けていくのか?
それは一つ一つの工事をより一層大事にし、
お客様からさらなる信頼と評価を得ることだと考えます。

金田建設工業株式会社では
引き続きこの方針の下で工事を続けてまいりたいと思います。


今日も一日ご安全に!


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