ICT建機で施工してきた

台風一過で良い天気続きということにもならず、

雨模様のシルバーウィークでしたが、

みなさん秋らしいことはなにかされましたか?

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋…、

気温と湿度が下がり過ごしやすくなる季節だからか

なにをするにしても快適に始めることが出来ますね👍

そんな季節の始まりにお手伝いしている現場で

ICT建機を使わせていただきました。

ICT建機とはマシンコントロール

もしくはマシンガイダンスシステムを搭載した建設機械のことで

デジタルデータと測量機器やGPSを組み合わせて

現場での生産性を向上させようという技術のことです。

詳しくは、国土交通省のHPにありますので、ご興味のある方はここからどうぞ。

話を戻しまして、

現在弊社でお手伝いさせてもらっている現場にてそのICT建機が用意されており

元請会社のご好意で当社も使うことが出来ました。

外観はまったく普通のバックホウなんですが、

アームの先端(赤丸で囲ったところ)にセンサーがついています。

このセンサーが油圧の流量を計測し、

バケットの先端にある爪がいまどの高さにあるのか

3次元的に測ることができるそうです。

未来ですね☆彡

重機のオペレータの操縦席にはモニターが取り付けられて、

平面図と断面図で、

掘削のルートと深さが設計図面と照らし合わせることができるようになっています。

モニターにでてくる線画も、イラストっぽくなっており

より直感的に確認できるようですね。

使ってみて実際どうだったか現場のものに尋ねると、

「丁張や水糸を張る手間が省ける」

「手元の作業員がつかなくても良いので他の作業をすすめられる」

といった良い意見が聞かれた一方で、

「モニターを注視していると、周囲確認が疎かになる可能性がある」

「データをICT用に作ってやらなければならない」

などの意見も聞かれました。

便利さを手に入れようとすると

他のなにかが附随して出てくるのは仕方のないことです。

ではどのように危険を回避するのか、

新しく生じる手間と減った手間との差はどれくらいなのか?

そこに焦点を当てて新技術を嫌がらずに柔軟に取り入れていきたいものです。

今日も一日ご安全に!

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