「底辺の仕事ランキング」という記事を読んだ

みなさん、こんにちは。

いつもブログでは現場のことを紹介することが多かったのですが、

ブログをSSLに対応させ、デザインも刷新したので

こんなことも書いてみようかと思います。

なんのことかというと、先日来よりTwitterを中心に炎上している

「底辺の仕事ランキング」というものです。

1.  そもそも「底辺の仕事ランキング」ってなに?

詳しいことはGoogleで調べていただければと思いますが、

簡単に述べると「就職の教科書」という

就活向け情報サイトで掲載された記事になります。

このサイトに

「【底辺職とは?】底辺の仕事ランキング一覧|特徴,デメリット,回避方法も」

という記事が掲載されたことが発端となります。

そしてこのランキングの第1位が「土木・建設作業員」だったのです。

2. この記事を読んで思ったこと

なんて酷いことを書くんだろうなと正直頭に血が上りました。

この記事を書いた人間も、

この記事を監修したという株式会社Synergy Careerの岡本恵典も、

どんな神経をしていればこんなことが言えるのでしょう。

想像力が欠如しているとしか考えられません。

それか、自分は優越的な、特権的な地位にいると勘違いしているのでしょう。

我々がしている仕事も、岡本さん、あなたがしている仕事も、

どちらが上とか下とかは無いんです。

底辺なんて存在しません。

職に貴賤はありません。

仕事とは世の中に必要とされるからそこにあるだけです。

(※法を無視する、人権を蔑ろにするような商売はダメよ。)

いま現場は大変な暑さです。

1時間と作業を続けることが出来ない炎天下の中、

手元に水筒を持ち休憩しながら毎日安全第一で作業を続けています。

だから褒めてくれ!なんて我々は言いません。

毎日使う道路、通勤で乗る電車の線路、

トイレを流した先の下水道、蛇口をひねれば出てくる水、

その全てが元をたどれば建設作業員の手によるものです。

だから偉いんだ!なんてことも我々は言いません。

しかし世の中のコンセンサスが土木・建設作業員を

いわゆるネットスラングとしての「底辺」とみなしがちです。

おそらく、土や油で汚れた作業服、荒っぽい職人気質がある部分、

うるさいところで働くといったことがつもりつもってそうなっているのでしょう。

我々にも直さなければならない部分はたくさんあります。

しかし見ず知らずの人からこのように適切な理由も無く

侮蔑されるのには耐えられません。

3. 最後に

幸いなことにネットの意見では、今回の記事に対して批判的な意見が多いようです。

まだまだ世の中はまともに物事を考えられる人の方が多いようです。

世の中は広く、確かにその中にはややこしい業者もあります。

しかしせめて金田建設工業株式会社は、

世間に万とある零細総合建設業者の中の一業者ですが

決して腐ることなく、

これからも整った服装で元気で朗らかな挨拶ができる

従業員が満足できる生活を送れるように

日々会社自体をアップデートさせていきたいと思います。

今日も一日ご安全に!

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