外構工事が完成しました

12月に入り、今年も残すところ1か月弱🎄

年頭に描いた目標は、みなさん達成できたでしょうか?

めちゃくちゃ頑張っても1年はやはり短くて、

もっとなにかできたんじゃないかと自問してしまいます。

さて、弊社で受注し施工を進めていた

産業技術総合研究所さまでの工事が竣工しました。

9月のブログで紹介したときはようやく着工していたときだったので、

そこから時系列で竣工までを、今回の記事でご紹介したいと思います。

そもそも今回の工事の目的は老朽化した石垣を撤去して

囲障を新設するという改修工事でした。

築年数がどれくらいかは分かりませんが、各所かなり老朽化しており、

今回の工事では残す構造物も施工の途中で壊れかねない状況の中、

発注者様と協議しながら、

残すべきところは残し、

どうしても新設しなければいけない部分は変更工事として作り変えました。

近隣には民家が多くあるため、

アイヨンではなく大割機で慎重にコンクリートを破砕していきます。

構造物を撤去したら次は新設工事です。

今回は施工延長の内、大部分を間知ブロック積で、

残りの一部をプレキャストのL型擁壁で施工しました。

施設の廃水管を残して施工しなければならないため

狭い箇所での施工となりましたが、

ひとりひとりが役割を確認し、事故が起こらないよう慎重に施工を進めました。

L型擁壁の施工では、 “コマ基礎” を軟弱地盤対策としました。

見た目は名前の通り、コマです。お正月に回すコマですね。

理屈としては接地面積を増やし摩擦力を確保することで

沈下が起こらないようにするんでしょうが、

最近ではあまり見かけなくなったそうです。

施工方法としては天端の高さを決めたらそこにドンっと据え付けて、

空隙はクラッシャランにて充填するという方法を今回はとりました。

こういった珍しい材料での施工も自社の社員で施工すると、

なにか次に活かせる経験を積めたようで嬉しいですね。

据付が完了したら均しコンクリートを打設し、

その上に L型擁壁を据え付けていきます。

寸法や規格など条件を満たせば、

プレキャストは施工スピードが速いのが魅力ですね。

いよいよ文章が長くなってきたのでそろそろ締めます!

お待たせしました。着工前と竣工での写真の比較がこちらになります。

まずは1枚目。

左が着工前、右が竣工となります。

そして2枚目。

すこし撮影位置がずれていますがご愛敬。

そして3枚目。

雲が切れて日が差しことでいい感じの写真映えになっています。

そして最後の4枚目。

終点からの景色となります。

いかがでしょうか?

コンクリート構造物は見栄えが良くていいですね。

お客さまにも、竣工検査の際に「とてもよくなった!」と

お褒めの言葉を頂戴できました。

その一言のおかげで全員一丸となって頑張ったことが報われるのです。

こちらこそありがとうございました😊

さて一つ現場が終わればまた次の現場。

夜間での雨水配管整備の工事を現在お手伝いさせていただいております。

冬は気温が低く、施工条件として厳しい環境となりますが、

変わらずに安全第一を念頭に施工を進めていっております🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️

今日も一日ご安全に!

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